ワイセキュア、世界初のM.2型高速HSMをJapan IT Weekで発表 ― AIデータセキュリティを革新

ワイセキュア株式会社(WiSECURE Inc.、本社:東京都港区)は、2025年「IT Week【秋】」にて、**世界初の高速M.2型ハードウェアセキュリティモジュール(HSM)**を発表しました。本製品は、AIデータやエッジコンピューティングデバイス、サーバー間のデータ保護および鍵管理を実現し、量子コンピュータ耐性のある暗号技術を採用しています。


M.2 HSMの特長

  • コンパクト・高速:M.2フォームファクタでサーバーやエッジデバイスに簡単導入、暗号処理の高速化を実現

  • 量子耐性暗号対応:FIPS203/FIPS204規格に準拠した耐量子暗号をサポート

  • 多様なセキュリティ機能:AIモデル保護、データベース暗号化、ファームウェア改ざん防止、デバイス認証・証明書発行、安全通信など

  • 高性能物理セキュリティ:コア鍵をチップ内で隔離し、リモート侵入や改ざんから保護

  • AESハードウェアアクセラレーション:高速な暗号化・署名・認証を実現


背景と市場ニーズ

近年、AIやエッジコンピューティングの普及に伴い、データの安全性確保と主権管理の重要性が高まっています。特に、横展開攻撃や不正アクセスによるAIモデル・データの窃取リスクは増大しています。
米国NISTや欧州連合(AI Act、Cyber Resilience Act)、日本の経済産業省なども、AIシステムおよびネットワーク製品のセキュリティ強化を推奨しています。

WiSECUREのM.2 HSMは、こうしたグローバルなセキュリティ要請に応えつつ、AIデータの安全性を確保する新たなソリューションとして開発されました。


今後の展望

WiSECUREは、日本を拠点に、台湾の半導体および電子産業サプライチェーンを活用したグローバル展開を目指しています。企業はこの新技術を活用することで、AIデータ保護やデバイスセキュリティの強化、セキュリティリスク低減を実現できます。


お問い合わせ先

  • Email:info@wisecure-tech.jp

  • 会社名:ワイセキュア株式会社|WiSECURE Inc.

  • 代表者:目代陽孝

  • 所在地:東京都港区虎ノ門1丁目17-1 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーCIC Tokyo, 15F

  • 事業内容:暗号モジュール(HSM)、データ保護ソリューション、身分認証ソリューション、安全設計サービス

  • 公式サイト:https://wisecure-tech.jp


まとめ

世界初のM.2型高速HSM「WiSECURE」は、AIデータセキュリティの新たなスタンダードを提案する製品です。エッジデバイスやサーバー間での安全なデータ管理を実現し、量子コンピュータ耐性のある暗号技術により、今後のデジタル環境の信頼性向上に貢献します。

引用元記事:https://voix.jp/life/news/67613/