ニュートン・コンサルティング、自動車産業向けサイバーセキュリティ支援サービスを開始

自動車業界におけるサイバーセキュリティ対策の重要性が高まる中、ニュートン・コンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区)は、「自動車産業サイバーセキュリティガイドライン(自工会/部工会)」に準拠した支援サービスの提供を開始した。
これにより、自動車関連企業はガイドラインへの準拠とセキュリティ強化を、効率的かつ確実に進めることが可能となる。
■ 背景:法規制対応とサプライチェーン全体の強化が急務に
自動車産業では、国連規則「UN-R155」への対応やサイバー攻撃の高度化を背景に、製造・部品・物流を含むサプライチェーン全体でのセキュリティ水準向上が求められている。
こうした状況を受け、日本自動車工業会(JAMA)と日本自動車部品工業会(JAPIA)は「自動車産業サイバーセキュリティガイドライン」を策定し、業界全体での対応を推進している。
■ サービスの概要と特長
ニュートン・コンサルティングは、同ガイドラインに準拠した包括的な支援を提供。現状分析から改善計画、実行支援までを一貫してサポートする。
主な特長は以下の通り。
現状評価とギャップ分析
JAMA公式の評価基準およびチェックシートを用いて、現状を可視化し、必要な改善点を明確化。段階的なロードマップ策定
企業の現状に応じて、対策レベル(Lv1~Lv3)を踏まえた実現可能な目標設定と実行計画を策定。客観的な評価レポート提供
専門コンサルタントが作成するレポートは、取引先への説明や社内外でのセキュリティ体制アピールに活用可能。多様なガイドラインへの精通
自動車業界特有の基準に加え、グローバル規格や他産業のセキュリティ標準にも精通したコンサルタントが対応。
■ 柔軟な支援体制とカスタマイズ性
本サービスは、自動車メーカーや部品サプライヤーなど、サプライチェーン全体の企業を対象に提供される。支援範囲は企業の要望に応じて柔軟にカスタマイズが可能であり、実情に即した現実的な対応を支援する。
■ 企業概要
ニュートン・コンサルティング株式会社は2006年設立。リスクマネジメントを専門領域とし、官公庁や民間企業、大学法人など約2,100社以上にコンサルティングサービスを提供している。
■ 今後の展望
同社は、今回の支援サービスを通じて、自動車産業におけるサイバーセキュリティの底上げと、強靭なサプライチェーン構築を支援していく方針。
サービスの詳細は、ニュートン・コンサルティングの公式ウェブサイトで確認できる。
引用元記事:https://news.3rd-in.co.jp/article/3edb1ce0-aede-11f0-8e12-9ca3ba083d71#gsc.tab=0



