株式会社マクニカ（本社：神奈川県横浜市）は10月10日、S&J株式会社（本社：東京都港区）に対し、セキュリティ運用の自動化プラットフォーム「Swimlane」を提供したと発表した。

S&Jでは、SOC（Security Operation Center）サービスの運用において、チームや案件ごとに異なるオペレーションが存在し、工数の増大や保守管理の複雑化・属人化といった課題を抱えていた。これまでもSOAR（Security Orchestration, Automation and Response）の仕組みを独自にPythonやC++などで開発していたが、システムが分散しており、かえってメンテナンス負荷が増大していたという。

こうした課題の解決に向け、S&Jは複数のセキュリティ製品との連携性が高く、ローコードでPlaybookを開発できる製品を検討。その結果、「Swimlane」は多様なセキュリティ製品との豊富な連携実績と高いコネクタ柔軟性、アナリストでも扱える開発容易性が評価され、導入が決定した。さらに、イベント単位での課金体系も導入の決め手のひとつとなった。

「Swimlane」の導入により、S&Jではセキュリティ運用の属人化が大幅に解消され、業務効率の向上、Playbook開発スピードの加速、そして運用品質の改善を実現している。

引用元記事：https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2025/10/22/53852.html