Silverfort、全IDを横断管理する次世代アイデンティティセキュリティ基盤を拡張

~「Access Intelligence」「Identity Graph & Inventory」で可視性と制御を統合~
アイデンティティセキュリティのリーダーであるSilverfortは、同社の統合セキュリティ基盤を拡張し、2つの新たな中核機能「Access Intelligence」および「Identity Graph & Inventory」を発表しました。
これにより、同社は人・マシン・AIエージェントを含むすべての“ID”を対象に、オンプレミスからクラウド、レガシーアプリ、CLI、さらにはIT/OT環境までを統合的に可視化・制御できるプラットフォームを実現します。
■統合アイデンティティセキュリティ層の実現へ
Silverfortは、企業のIAM(Identity and Access Management)環境におけるサイロ化やスプロールの課題に対し、「誰が何に、どのようにアクセスしているのか」を横断的に把握し、リスクを即時に制御できる仕組みを提供します。
これにより、アイデンティティ脅威の遮断、ラテラルムーブメントの抑止、特権エスカレーションの防止を単一の統合基盤で実現します。
■CEOコメント
Silverfort CEOのHed Kovetz氏は次のように述べています。
「AIや非人間ID、特権アクセスのリスクが急拡大する中、あらゆるIDを発見・分析・保護する統合基盤が不可欠です。もはやポイント製品の寄せ集めでは問題は解決できません。Silverfortは“次世代の統合アイデンティティセキュリティ層”として、クラウドとオンプレ双方にまたがる精緻で大規模な制御を実現します。」
■新機能の概要
◇Access Intelligence
権限の「付与可能性」ではなく、「実際の利用状況」に基づいたリソース中心のビューを提供。
オンプレ/クラウド双方のアクセス経路を可視化し、
未使用アクセスや不要資産の棚卸し
最小権限の適用
脅威封じ込めの事前対策
を支援します。
これにより、未使用ライセンスやアプリの削減によるROI向上と、リスクの低減を同時に実現します。
◇Identity Graph & Inventory
アイデンティティ、エンタイトルメント、属性、関係性を動的グラフおよびテーブルとして統合表示。
複数のIdPやアプリ/環境をまたぐ「Cross-platform identity storyline」を可視化し、過剰権限や隠れた関係性を迅速に特定します。
監査対応や日常運用の効率化に加え、ITDR(Identity Threat Detection & Response)やISPM(Identity Security Posture Management)と連携し、リスク優先度に基づく対処を可能にします。
■Integration Hubによる連携拡張
あわせて、双方向連携を強化した「Integration Hub」を刷新。
主要なエンタープライズアプリケーションやセキュリティツールとの連携を容易にし、企業のセキュリティスタック全体を迅速に“アイデンティティアウェア化”することが可能になりました。
■まとめ
今回の拡張によりSilverfortは、可視性とインテリジェンスの領域を一段と深化。
人・マシン・AIエージェントを含む全てのIDを単一のプラットフォーム上で防御できる、最も包括的なアイデンティティセキュリティを提供するとしています。
引用元記事:https://www.atpartners.co.jp/news/2025-10-16-identity-security-s-silverfort-enhances-platform-to-provide-enterprise-wide-visibility-and-end-to-end-defense



