Akamai と Apiiro、APIセキュリティ統合プラットフォームの提供を拡大

〜企業のアプリケーションリスクを包括的に可視化・管理〜
Akamai と Apiiro は、既存のパートナーシップをさらに進化させ、業界で最も包括的な API セキュリティプラットフォームの提供を開始しました。今回の統合により、Akamai API Security や App & API Protector と Apiiro の ASPM(Application Security Posture Management)を組み合わせ、企業はAPIやアプリケーションに関わるリスクを一元的に把握・管理できるようになります。
背景
2024 年の初提携以来、企業の要望は API の可視化にとどまらず、ソフトウェア・サプライ・チェーンや断片化されたセキュリティツールの管理まで広がっていました。このニーズに応え、両社はパートナーシップを拡大。API の完全なインベントリ作成、ポスチャ管理、ランタイム保護に加え、アプリケーションリスク全体の可視化を実現しました。
ASPM が求められる理由
企業は現在、以下の課題に直面しています。
開発の迅速化:AIによる高速コーディングや頻繁なリリースに伴うAPI・コンポーネントの急増
断片化されたツール:SAST、DAST、SCA、IaCスキャナー、APIセキュリティなどのサイロ化
ガバナンスのギャップ:ポリシー適用、SBOM管理、リスクレポートなどをSDLC全体で統合管理する必要性
エージェント型AIの増加:API数急増によるアクセス管理の複雑化と攻撃対象領域の拡大
プラットフォームの特長
統合化されたセキュリティ管理:Akamai の知見と Apiiro ASPM を組み合わせ、ランタイムやコードレベルの脆弱性をビジネスリスクと紐づけ
優先順位付けと修復ワークフロー:影響度に基づく脆弱性バックログを提供し、迅速な対応と効率的な修復を支援
アプリケーションリスクの可視化:API、オープンソースコンポーネント、設定不備、IaC、WAFまで包括的にカバー
引用元記事:https://ascii.jp/elem/000/004/328/4328305/



