エーアイセキュリティラボ、セキュリティマネジメントプラットフォーム「AeyeCopilot」正式版を11月提供開始

〜生成AIで脆弱性診断の効率化と部門間連携を強化〜

株式会社エーアイセキュリティラボ(東京都千代田区、代表取締役社長:青木歩)は、クラウド型Webアプリケーション脆弱性診断ツール「AeyeScan」を基盤としたセキュリティマネジメントプラットフォーム「AeyeCopilot」の正式版を、2025年11月より提供開始すると発表しました。

背景

「AeyeCopilot」は、従来のセキュリティ対策ツールの課題である運用管理の煩雑さ、部門間コミュニケーション不足、知識や経験の属人化を、生成AIの活用により解決することを目的として開発されました。β版公開以降、大手企業でのPoC(概念実証)を通じて機能改善を重ね、正式版のリリースに至りました。

主な特長

  • 診断プロセスの効率化
    プロジェクト単位での進捗管理をダッシュボード上で可視化し、未着手や対応遅延を早期に把握可能。

  • 標準化された脆弱性運用
    組織ポリシーに基づき、診断要否や対応判断を自動提示。担当者の経験や知識に依存せず一貫した運用を実現。

  • 脆弱性管理とナレッジ蓄積
    検出された脆弱性を一元管理し、対応履歴をナレッジ化。組織全体のセキュリティレベル向上に寄与。

  • 部門間連携の強化
    診断関連のやり取りをシステム内で完結させ、生成AIによる事業部門向けレポートの自動作成も支援。

今後の展望

エーアイセキュリティラボは、生成AIを活用してセキュリティポリシーやガイドラインと診断対象を照合し、最適な診断範囲・手法を自動提示する機能の拡張を検討しています。さらに、脆弱性の技術的深刻度だけでなく、事業上のリスクやROIを考慮した修正計画を提示し、担当者が生成AIと相談しながら方針決定できる仕組みを実現することを目指しています。

「AeyeCopilot」を通じて、同社は企業のセキュリティガバナンス強化と、安全なデジタルビジネス推進に貢献してまいります。

引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000051317.html