教育ネット、AIを活用した教職員向け情報セキュリティ研修を開始

— インシデントを疑似体験しながら実践的に学ぶ「おたすけセキュリティAI」 —

学校現場のICT利活用を支援する教育ネットはこのほど、独自に開発した生成AI「おたすけセキュリティAI」を活用した教職員向け情報セキュリティ研修の提供を開始した。
本研修は、教職員が情報漏えいなどのインシデント発生時を疑似体験しながら、実践的に対応力を身につけることを目的としている。


■ AIが導く“体験型”セキュリティ研修

本研修では、AIロールプレイング形式を採用。利用者の入力内容に応じてストーリーがリアルタイムに展開し、選択肢ではなく自由入力で対応を考えることができる。これにより、教職員は現場での判断力や初動対応スキルをより自然な形で学習できる。
また、AIが参加者の発言内容を分析し、行動や判断へのフィードバックを自動で行う仕組みを備えている。


■ 実施形式は対面・オンライン両対応

研修は、講師派遣による対面形式とオンライン形式の両方に対応。単一校から複数校の同時開催まで柔軟に実施できる。教育ネットでは、今後もAI技術を活用しながら、教育現場における情報セキュリティ意識の向上とリスク対応力の強化を支援していくとしている。

引用元記事:https://www.kknews.co.jp/news/20251013o02