ラック、金融庁ガイドラインに対応した「金融機関向けサイバーセキュリティアセスメント」を提供開始

――リスクの可視化と改善策の提示を通じ、金融機関のセキュリティ態勢強化を支援――
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:村山 敏一、以下 ラック)は、金融庁が公表した「金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドライン」(以下、ガイドライン)に基づき、金融機関のリスク評価と改善策の提示を行う「金融機関向けサイバーセキュリティアセスメント」を2025年10月6日より提供開始します。
サービス詳細:https://www.lac.co.jp/consulting/finacial_crime_assessment.html
背景
デジタルバンキング、暗号資産、AIによる投資支援など、新たな金融サービスが急速に拡大する一方、サイバー攻撃は高度化・巧妙化の一途をたどっています。個人・企業の金融資産を狙う犯罪者の増加や、国家間のサイバー攻撃のリスクも顕在化しています。
こうした状況を踏まえ、金融庁は2024年10月4日に「金融分野におけるサイバーセキュリティに関するガイドライン」を公表しました。ガイドラインでは、176項目にわたるセキュリティ対応事項を整理し、各金融機関に残存リスクの把握と具体的な対策立案を求めています。
サービス概要
ラックは、これまでセキュリティ診断や監視・運用など、予防・検知・対応にわたる幅広いサービスを提供してきました。今回新たに提供する「金融機関向けサイバーセキュリティアセスメント」は、そうしたサービスの入口に位置付けられるもので、金融機関が自組織のセキュリティ管理態勢を客観的に把握し、経営課題としてリスクを明確化することを支援します。
同サービスには、詳細な分析を行う「標準版」と、短期間で現状の弱点を把握できる「簡易版」の2種類を用意しています。
サービスの特長
標準版
ヒアリングを通じて現状の弱点やセキュリティギャップを明確化
リスクシナリオを踏まえた本格的な評価と他社比較を実施
対策計画(ロードマップ)の策定にも対応
セキュリティ成熟度や予算に応じて6パターンから選択可能
簡易版
短時間・低負担で現状の弱点を可視化
簡易的な評価と他社比較を実施
概要把握を目的とした調査に最適(対策立案は別途対応)
今後の展望
ラックは本サービスを通じて、金融機関のセキュリティガバナンス強化とサイバーリスク対応力の底上げを支援します。今後も金融庁ガイドラインをはじめとする国内外の規制動向を踏まえ、金融セクター全体のサイバーレジリエンス向上に貢献していきます。
引用元記事:https://newscast.jp/smart/news/7038835



