Fuze、AIセキュリティ運用のExaforceと提携し、ステーブルコイン基盤の規制遵守と安全性を強化

中東およびトルコで急成長中の金融インフラプロバイダー、Fuzeは、AIを活用したセキュリティ運用を行うExaforceと提携し、規制遵守体制の強化を発表しました。これにより、顧客保護をさらに進化させ、堅牢なデジタル資産基盤の構築を目指します。
Exaforceは、Google、F5、Palo Alto NetworksなどでAIやサイバーセキュリティ技術を牽引してきた専門家によって設立されました。2025年4月には、Mayfield、Khosla Ventures、Thomvest Venturesなどから7,500万ドルのシリーズA資金を調達し、AIによるセキュリティと運用管理の未来を切り開くことを目指しています。
Fuzeの共同創業者兼CTO、Srijan R Shetty氏は「金融インフラにおいてセキュリティとコンプライアンスは基盤であり、ExaforceをFuzeのステーブルコインプラットフォームに統合することで、規制当局の期待を上回る新たな標準を構築できる」とコメントしました。一方、Exaforceの共同創業者でHead of Customer EngineeringのMarco Rodrigues氏は、「AI駆動型のセキュリティ運用により、外部・内部の脅威を迅速かつ先回りして防御可能になる」と述べています。
FuzeはExaforceのAI搭載Managed Detection & Response(MDR)を導入し、ステーブルコイン基盤のセキュリティを強化。この技術により、脅威調査にかかる時間を最大94%短縮し、手動対応に必要な工数を大幅に削減。運用リスクや規制リスクを低減し、MENA地域全体で安全かつ透明性の高い、グローバルに拡張可能なデジタル資産エコシステムの実現を支えます。
新ソリューションは、銀行やフィンテック企業、パートナーに対してエンタープライズレベルのコンプライアンスを保証し、ウォレット、API、GitHub、クラウド、コードリポジトリ全体で高度な可視性を提供します。ゼロトラストセキュリティと大規模言語モデル(LLM)を活用することで、すべてのインタラクションをリアルタイムで検証し、異常を即座に検知。24時間365日の監視、自動脅威検出、リスクの事前軽減を可能にし、規制当局や金融機関との信頼関係をさらに強化しています。
引用元記事:https://www.atpartners.co.jp/news/2025-10-03-cloud-security-s-exaforce-and-fuze-partner-to-enhance-ai-driven-compliance



