Databricks（データブリックス）は、企業のサイバーセキュリティ対策を強化する新ソリューション「サイバーセキュリティ向けデータインテリジェンス（Data Intelligence for Cybersecurity）」の提供を開始した。

同ソリューションは、企業の既存セキュリティスタックと統合し、分散しているデータを一元化。セキュリティ担当者がAIを最大限に活用できる環境を提供することで、リスクの早期検知、攻撃全体の可視化、脅威への迅速な対応を可能にする。

主な特徴

1. AIエージェントによる本番環境対応

   • 「Agent Bricks」を活用し、セキュリティ担当者は脅威対応用のAIエージェントを構築・展開可能。

   • より迅速・正確・精密な運用を支援する。

2. 直感的なセキュリティインサイト

   • ダッシュボード、AIを活用した自然言語検索、リアルタイム分析により、セキュリティ専門家だけでなく非技術系リーダーも即時に脅威を把握可能。

3. 統合されたセキュリティデータ基盤

   • Databricksのレイクハウスアーキテクチャにより、企業内のあらゆるシステムのデータを統合。

   • レガシーSIEMの制約やベンダーロックインにとらわれず、包括的な攻撃対象領域を可視化。

背景

多くの企業は、データ断片化や汎用AIモデルの利用によって、AIを効果的に活用できず、対応遅延や可視性不足によるリスク増大に直面している。
Databricksの新ソリューションは、これらの課題を解決し、セキュリティ担当者が隠れた脅威を迅速かつ効果的に検知・対応できる環境を提供する。

引用元記事：https://enterprisezine.jp/news/detail/22842