楽天証券、国内証券会社で初めて全チャネルに「パスキー認証」を導入

楽天証券は10月26日、国内証券会社として初めて、全チャネル(スマートフォンアプリ・パソコン向け取引ツール)で「パスキー認証」を導入すると発表した。パスワードを使用せず、公開鍵・秘密鍵方式による認証でログインが可能となり、フィッシング詐欺など不正アクセスのリスクを低減できる。スマートフォンの指紋認証や顔認証とも組み合わせられ、利便性とセキュリティを両立する。
今回の機能追加では、注文発注時に通知が届く「注文通知」も新たに提供開始。従来の「約定通知」に加え、国内株式や中国・アセアン株式などの注文発注時に通知を受け取れるようになる。あわせて「セキュリティ設定」画面も刷新し、使いやすさを高める。
さらに11月末には、ログイン時の絵文字認証を強化。現在の認証コード「2文字選択制」から「4文字選択制」に変更し、セキュリティレベルを引き上げる。パスキー認証が利用できない場合も、従来のログインID・パスワードと絵文字認証を引き続き提供する。
楽天証券は「より安心・安全に取引できる環境の実現を目指す」としている。
引用元記事:https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2051306.html



