Keeper Security APAC株式会社（東京）は、ゼロトラスト・ゼロ知識特権アクセス管理（PAM）プラットフォーム「KeeperPAM®」とGoogle Security Operationsの統合を発表した。これにより、KeeperからGoogle Security Operationsへ特権アクセスのアクティビティがリアルタイムで送信され、企業は特権アカウントの監視と対応を強化できる。

今回の統合は、AIを活用した高度なサイバー攻撃に対して、組織の可視性と対応速度を向上させることを目的としている。Keeperの「高度なレポートとアラートモジュール（ARAM）」と組み合わせることで、特権アクセスのイベントを一元的に把握でき、監視の死角をなくすとともに、手作業による負担も軽減される。これにより、侵害の兆候をより迅速かつ正確に検知し対応できる。

Keeper SecurityのCTO兼共同創業者クレイグ・ルーリー氏は「特権アクセスは盲点になってはならない。今回の統合により、企業は機密性の高いアカウントを守りつつ、迅速な検知と強固な防御が可能になる」と述べている。

主な効果は以下の通り：

• リアルタイム監視：KeeperからGoogle Security Operationsへの継続的なイベント送信で、不審な挙動や不正アクセスを即時検知

• 運用効率の向上：レポートとアラートの自動化でIT・セキュリティ担当者の負担軽減

• 規制遵守：GDPR、PCI DSS、SOC、ISOなどの監査対応をサポート

• 先回りの防御：BreachWatch®を活用し流出認証情報を特定、アカウント乗っ取りを未然に防止

KeeperPAM®はハイブリッド環境やマルチクラウド環境でパスワード、パスキー、シークレット、特権セッションを保護する統合クラウドプラットフォーム。KeeperAIによる自動分析・分類で危険なセッションを終了させ、最小権限アクセスの原則を徹底することで、企業のセキュリティ強靭性を高める。

引用元記事：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000113863.html