NTTドコモビジネス、ネットワーク組み込み型セキュリティ「WANセキュリティ」の提供開始

NTTドコモビジネス(旧NTTコミュニケーションズ)は30日、ネットワークに組み込まれたセキュリティ機能「WANセキュリティ」の提供を開始します。本機能は、ネットワークや付随するセキュリティ機能をクラウドサービスのように利用できる「ドコモビジネスRINK」の新機能として提供されます。

利用者は個別にセキュリティ製品を導入する必要がなく、WANセキュリティが通信全体を監視し、パソコンやOA機器への不正通信を検知します。脅威検知には、サイバー攻撃情報を収集・分析したデータベース「脅威インテリジェンス」を活用。加えて、通信ログ(履歴)の保管や、脅威検知後の対応を支援するヘルプデスクも提供されます。料金は1拠点あたり月額2,860円(税込)からです。

今後は、通常と異なる挙動を検知してアラートを発する「ふるまい検知機能」や、グループ会社やサプライチェーン企業間で脅威情報を共有する「脅威情報共有機能」の追加も予定しています。NTTドコモビジネスは、ドコモビジネスRINK全体で今後5年間に累計1,500億円の売上を目指しています。

引用元記事:https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00761540