――AIサイバーセキュリティ技術で日本企業のDXと安全性を支援

株式会社CyCraft Japan（本社：東京都千代田区、カントリーマネージャー：姜 尚郁）は、ITインフラ・サイバーセキュリティを中心に幅広いソリューションを提供する株式会社アクト（本社：東京都文京区、代表取締役 CEO：小林 智彦）と、正式にパートナー契約を締結しました。

本提携により、CyCraft JapanのAI技術を活用したエンドポイント・フォレンジックツール「XCockpit Endpoint」や外部攻撃面管理（EASM）モジュールを用い、アクトが日本企業向けに迅速かつ効果的なインシデント対応を支援します。

背景

1994年創業のアクトは、NHK、東京都庁、ゼブラ株式会社など公共・民間を問わず多様な顧客にサービスを提供し、30年にわたり国内ITソリューション事業を展開してきました。近年は「セキュリモ」ブランドを通じ、EDR・SOC、ゼロトラストネットワーク、SASE、IDセキュリティなどを組み合わせた統合的なセキュリティ対策を推進しています。

一方、2017年創業のCyCraftは台湾本社を拠点に、日本・シンガポールへ展開するAIサイバーセキュリティベンダーです。APT攻撃対応やフォレンジック自動化に強みを持ち、東京都中小企業支援プロジェクトの公式ベンダーにも採択されています。

提携内容

今回の提携を通じ、アクトは「XCockpit Endpoint」を導入し、自動化されたインシデント調査サービスを国内企業に提供。サイバー攻撃発生時には、迅速な原因分析と被害範囲の特定により、業務への影響や損失を最小限に抑えます。さらに、内部脅威の可視化・排除を支援し、24時間365日のセキュリティ監視体制強化に寄与します。

加えて両社は、生成AIの安全利用を見据えた協業も展開予定です。CyCraftのAIセキュリティソリューション「XecGuard」などを活用し、プロンプト攻撃への防御やAI活用における信頼性向上を実現します。

引用元記事：https://www.jiji.com/jc/article?k=000000061.000045349&g=prt