株式会社アクト、次世代フォレンジック基盤を活用した緊急対応サービスを開始

― CyCraft Japanと提携し、迅速な事業復旧を支援 ―

株式会社アクト(本社:東京都文京区、代表取締役:小林智彦)は、株式会社CyCraft Japan(本社:東京都千代田区、カントリーマネージャー:姜尚郁)と正式にパートナー契約を締結し、サイバー攻撃による被害の迅速な可視化と事業復旧を可能にする「次世代フォレンジック基盤を用いた緊急対応サービス」の提供を開始しました。

背景

アクトは1994年の創業以来、NHKや東京都庁、ゼブラ株式会社をはじめとする公共機関や民間企業にITソリューションを提供してきました。近年では、EDR・SOCサービスやゼロトラストネットワーク、SASE、IDセキュリティなどを統合した「セキュリモ」ブランドを通じ、進化するサイバー脅威への対策を強化しています。

一方、CyCraftは2017年に台湾で設立されたAIサイバーセキュリティベンダーで、日本やシンガポールにも拠点を展開。APT攻撃対応やAIを活用したファストフォレンジック、自動化セキュリティに強みを持ち、東京都の中小企業支援プロジェクトにも採用されています。

提携内容

今回の提携により、アクトはCyCraftの「XCockpit Endpoint」を活用し、国内企業に向けて自動化されたインシデント調査サービスを提供します。サイバー攻撃発生時には、

  • 侵入経路や原因の迅速な分析

  • 被害範囲の特定

  • 業務影響や損失の最小化

を可能にし、24時間365日のセキュリティ監視体制を強化します。

さらに、今後はAIセキュリティ分野でも協業を拡大し、「XecGuard」などの最新ソリューションを活用。生成AIの安全利用やプロンプト攻撃防御を支援し、組織全体の信頼性向上に取り組みます。

引用元記事:https://www.mapion.co.jp/news/release/000000266.000076503-all/