デジタルアーツ、統合セキュリティ製品「Z-FILTER」を正式リリース

〜IDaaSとSSEを単一サービスで提供、生成AI利用も安全に管理〜

デジタルアーツ株式会社は、ID認証(IDaaS)およびアクセス制御を中心とする統合セキュリティ製品「Z-FILTER」を、2025年11月4日に正式リリースすると発表しました。先行してベータ版は9月1日より販売代理店およびエンドユーザー向けに提供されます。


■ Z-FILTERの特長

  • IDaaSとSSEを統合

    • 従来は別々のベンダーから提供されるIDaaSとセキュリティサービスエッジ(SSE)を、単一サービスで提供。導入・運用の負荷やコストを低減。

  • SSE機能

    • 独自の「ホワイト運用」によりゼロトラストネットワークアクセスを実現。

    • URL、ドメイン、アプリ単位での通信制御。

    • クラウドサービスのアクセス・操作制御。

    • 通信の可視化やログ分析機能を搭載。

  • IDaaS機能

    • ユーザー登録や連携設定の自動化。

    • シングルサインオン(SSO)、パスワードレス認証(Passkey)、証明書発行。

    • 位置情報による多要素認証。

    • SAML連携で既存クラウドサービスや社内システムと容易に連携可能。

  • 生成AI利用の安全管理

    • 「AIチャットフィルター」機能により、生成AIへの不適切入力や機密情報入力をリアルタイムで検知・制御。

    • 管理者は利用状況や入力・回答内容を確認可能。


■ 利用モデルと料金

  • SWG機能のみ:1ユーザー当たり税別月額1,500円

  • SWG + IDaaS機能:1ユーザー当たり税別月額1,750円

  • SSE機能含むフルモデル:1ユーザー当たり税別月額2,000円

  • 有償オプションとしてデータ損失防止(DLP)などを提供


■ 提供開始

  • 正式版:2025年11月4日

  • ベータ版:2025年9月1日より販売代理店およびエンドユーザー向けに先行提供


このリリースでは、IDaaSとSSEを統合し、生成AIの安全利用もサポートすることで、企業のセキュリティ管理を簡素化・効率化する点を強調しています。

引用元記事:https://japan.zdnet.com/article/35237405/