CTC、Illumioと販売代理店契約を締結

~マイクロセグメンテーションでサイバー攻撃の被害拡大を防止、1年で20件の導入を目指す~
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:新宮 達史、本社:東京都港区、略称:CTC)は、ゼロトラスト型セキュリティ製品を提供するIllumio Inc.(CEO&Founder:Andrew Rubin、本社:米国カリフォルニア州、以下Illumio)と販売代理店契約を締結し、「Illumio Platform(イルミオ プラットフォーム)」の取り扱いを開始します。金融、医療、公共、製造業など厳格なセキュリティ基準が求められる業界を中心に展開し、1年間で20件の導入を目標としています。
■ 背景
サイバー攻撃は年々巧妙化しており、攻撃者が企業ネットワークに侵入した後、内部で権限を乗っ取りながら重要情報にアクセスする「ラテラルムーブメント(水平移動)」が増加しています。こうした脅威に有効な手段として注目されているのが、ネットワークを細分化し不要な経路を遮断するマイクロセグメンテーションです。しかし、クラウドとオンプレミスが混在する環境でのセグメンテーションポリシー設計や維持には高度な専門知識が求められ、多くの企業にとって導入のハードルとなっていました。
■ Illumio Platformの特長
「Illumio Segmentation」をはじめとするIllumio Platformは、PCやサーバなどのIT資産と通信をリアルタイムに可視化し、直感的な操作でセグメンテーションポリシーを設計・適用できるセキュリティソリューションです。
リアルタイム可視化
通信の方向・頻度・プロトコル・ポート情報をビジュアルマップで表示。リスクの高い通信を容易に把握可能。直感的な制御
マップ上でドラッグ&ドロップ操作を行うだけで、セグメンテーションポリシーを簡便に適用。攻撃封じ込め
不要な経路を遮断することで攻撃者の水平移動を制限し、被害の拡大を最小限に抑制。
さらに、Illumioが今後提供予定の「Illumio Insights」では、AIによるクラウド通信分析機能を搭載。リスクの高い通信をAIが検知し、管理画面からワンクリックで隔離できるため、クラウド環境での脅威検知・対処を迅速化します。
■ CTCの提供価値
CTCは、長年培ったサイバーセキュリティの知見を活かし、Illumio製品の導入から運用までを包括的に支援します。マルチベンダーとして最適な設計・構築・技術支援を提供し、セキュリティ体制の強化と運用負荷の軽減を両立します。
■ Illumio Inc.からのコメント
「CTCとの提携により、日本企業がサイバー攻撃の被害拡大を未然に防ぐための強力な機会を得られると確信しています。Illumio PlatformとCTCの高度な知見、顧客基盤を組み合わせることで、企業のゼロトラスト推進を加速できることを楽しみにしています。」
引用元記事:https://www.ctc-g.co.jp/company/release/20250901-01955.html



