SentinelOne Japan、生成AIセキュリティのPrompt Securityを買収

自律型サイバーセキュリティのリーダーであるSentinelOne®(NYSE:S)の日本法人、SentinelOne Japan株式会社(東京都中央区、執行役社長:伊藤 俊明)は、生成AIおよびエージェンティックAI向けのセキュリティ技術を提供するPrompt Securityの買収契約を締結したことを発表しました。
買収の目的
今回の買収は、SentinelOneのAIネイティブプラットフォーム「Singularity™ Platform」を拡張し、生成AIやエージェンティックAIの利用を安全に保護するための戦略の一環です。
Prompt Securityの技術により、企業内のAI利用状況をリアルタイムで可視化し、プロンプトインジェクションや機密データ漏えい、悪用を自動的に防止できます。これにより、従業員は安全にChatGPTやClaude、GeminiなどのAIツールを活用可能です。
提供される主な機能
リアルタイムAI可視化:誰がどのAIツールを使用しているか、どのデータを共有しているかを企業全体で把握
ポリシーベース制御:リスクの高いプロンプトやデータ漏えいをリアルタイムで防止
AI攻撃防止:プロンプトインジェクションやモデルの悪用から保護
モデル非依存のカバレッジ:主要LLM(OpenAI、Anthropic、Google等)およびセルフホスト型モデルに対応
MCPゲートウェイセキュリティ:AIアプリケーションと既知サーバー間の通信を保護
経営陣のコメント
SentinelOne CEOのTomer Weingarten氏は、「AIは変革の大きな力であり、セキュリティが伴わなければリスクとなる。Prompt Securityにより、生成AIやエージェンティックAIを安全に活用できる環境を提供する」と述べています。
Prompt Security CEOのItamar Golan氏も、「当社の先進技術とSentinelOneのプラットフォームを融合させ、世界中の企業におけるAIセキュリティを現実のものにする」とコメントしています。
取引の詳細
買収は現金と株式の組み合わせで実施され、規制当局承認などの条件を満たした上で、SentinelOneの会計年度2026年第3四半期に完了予定です。
引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000168480.html



