JALグループ12社、「ISO/IEC 27001:2022」認証を取得 ― BSIグループ・ジャパンが移行・拡大審査を実施

ビジネスの改善と標準化を推進するBSIグループ・ジャパン(英国規格協会)は、日本航空(JAL)およびJALグループ計12社に対し、国際規格「ISO/IEC 27001:2022(情報セキュリティマネジメントシステム)」の審査を実施し、認証を付与しました。

移行審査の対象(4社)

  • 日本航空(JAL)

  • JALカード

  • JALマイレージバンク

  • JALブランドコミュニケーション

これらの4社は、従来の規格から**最新改訂版「ISO/IEC 27001:2022」**へ移行しました。

認証拡大の対象(8社)

  • JALデジタル

  • JTAインフォコム

  • JALエービーシー

  • JALグランドサービス

  • JALUX(デジタル・IT部門で新規認証)

  • ジャルパック

  • ZIPAIR

  • スプリング・ジャパン

これにより、JALグループ12社がISO/IEC 27001:2022の認証を取得することとなりました。

「ISO/IEC 27001:2022」とは

「ISO/IEC 27001:2022」は、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の国際規格であり、急増する不正アクセスやランサムウェアなどのサイバー攻撃リスクへの対応強化を目的としています。企業資産の損失や内部不正、機密情報の漏洩といった脅威から情報を保護し、国際的に通用するセキュリティ基盤を提供する規格です。

公的機関、民間企業、政府機関、非営利団体など、世界中の組織が信頼性とセキュリティ水準を証明するために導入を進めています。

引用元記事:https://www.travelvoice.jp/20250827-158267