Cloudflare、主要生成AIツール「ChatGPT Enterprise」「Claude」「Gemini」と統合

― CASBとして企業向け生成AIセキュリティの可視化・制御を強化 ―
コネクティビティクラウドのリーディングカンパニーであるCloudflare(クラウドフレア)は本日、企業向けクラウドアクセスセキュリティブローカー(CASB)として、主要生成AIツールである「ChatGPT Enterprise」、Anthropicの「Claude」、**Googleの「Gemini」**すべてとの統合を実現したことを発表しました。
これにより、企業は従業員の生成AI利用状況をリアルタイムで可視化・制御でき、複雑な設定なしで企業データの安全性とコンプライアンスの維持を強化できます。
■ 背景
生成AIツールはビジネスの変革を促進しており、現在では約4人に3人のビジネスパーソンが活用しています。用途はコンテンツ作成、データ要約、デザイン作業、コードデバッグまで多岐にわたります。一方で、企業は機密データの保護や情報漏洩の防止、規制対応の維持といった課題に直面しています。これらには、リアルタイムの可視性と積極的な制御が不可欠です。
■ CEOコメント
Cloudflareの共同創業者兼CEO **マシュー・プリンス(Matthew Prince)**は次のように述べています。
「従業員は常に、時間を節約し、創造力を刺激し、効率を高める方法を求めています。生成AIはそのすべてを可能にします。しかし、急速なイノベーションには安全性が伴わないことがあります。Cloudflareは、企業がAIを安全に活用できる環境を提供してきました。今回、最も利用されている主要3ツールとの統合により、生成AIのセキュリティ水準をさらに引き上げます。」
■ 統合によるメリット
リアルタイム可視化:従業員の生成AI利用状況を自動でスキャン
プロアクティブなアラート:リスクのある行動を即座に通知
コンプライアンス維持:企業データの保護を確実にし、セキュリティチームの管理負荷を軽減
高度な制御:従業員が生成AIツールを利用しても、機密情報の安全性を確保
CloudflareのCASBは、生成AIツール利用に起因するセキュリティリスクに対応する新たな方法を提供し、企業はより安心して生成AIを業務に活用できます。
引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000061678.html



