BBSec、「サプライチェーン強化セキュリティ評価制度」に先行対応 制度開始を見据えた事前対策支援サービスを提供開始

株式会社ブロードバンドセキュリティ(以下、BBSec)は8月26日、経済産業省が発表した「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」の2026年度中の制度開始方針を受け、制度対応を予定する企業を対象に「事前対策支援サービス」の提供を開始しました。制度動向の最新情報提供から、評価取得に向けた計画立案・是正実装までを一括で支援します。

BBSecは、経営ビジョン「Vision2030」において「サプライチェーンを狙った攻撃」への対応を重点課題と位置づけ、業種・規模を問わずあらゆる組織のセキュリティ強化をミッションに掲げています。

同評価制度は、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)と経済産業省が策定を進めており、各企業が対策レベルに応じた「★マーク」を取得することで、サプライチェーン全体のリスクを可視化し、セキュリティ水準の底上げを目指すものです。運用開始後は取引先から対応状況の提示を求められるケースが増えると見込まれ、特に中小企業にとって共通基準に沿った対策推進の契機となることが期待されています。

BBSecは、制度対応を後手に回すとビジネス機会の損失につながる可能性を指摘。早期にプロアクティブな計画を立てることが望ましい一方で、「評価項目が多く、着手すべき優先度が分からない」といった声も多く寄せられているとしています。

今回提供する「事前対策支援サービス」では、

  • 迅速なギャップの可視化

  • 担当者の負担軽減

  • 評価取得によるビジネス機会の最大化
    を重視し、コンサルティングから実行支援までワンストップで伴走します。

具体的な支援内容としては、

  • 「★3Basic自己評価対応支援」:自己評価結果を専門家が客観的に分析し、第三者評価報告書と対策ロードマップを提供

  • 「★4Standard評価取得準備支援」:文書確認・関係者ヒアリングを通じ、ギャップ分析と対策ロードマップを策定

  • 「BBSec Prime for Supply Chain Security Measures」:策定したロードマップに基づき、1年間の伴走支援を提供。脆弱性情報やインシデント初動対応相談も含む

  • その他関連サービス:現状分析に基づく追加のセキュリティ対策支援

さらに、2025年6月に提供開始した「リスク管理ポータル」とも連携。自己診断・可視化・是正推進を一元管理することで、制度対応の定着と継続改善を後押しします。

BBSecは今後も、事前対策支援と「リスク管理ポータル」の活用により、評価取得までのリードタイム短縮とサプライチェーン全体のセキュリティ水準向上を目指していくとしています。

引用元記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/09a5f9461aaae552dee9ba714613d95bffd379a4