CTC、クラウドセキュリティサービス「Wiz」とマネージド運用支援を提供開始

― クラウド環境の設定・アプリ・ID・データを一元保護、3年で20億円販売目標 ―

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、米Wiz社が開発するクラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム(CNAPP)「Wiz」の販売を開始しました。クラウド環境の構成、アプリケーション、ID、データを統合的に保護し、企業のクラウドセキュリティ強化を支援します。

「Wiz」はIaaS/PaaSやコンテナ環境に専用ソフトを導入する必要がなく、API接続でデータを取得。アクセス権限やポート設定、暗号化不備などを検出し、リスクに優先度を付けて可視化します。主な機能は以下の3つです。

  • Wiz Cloud:クラウド環境の設定不備・過剰権限を横断的に検出しリスクを評価
  • Wiz Code:開発段階で脆弱性を早期に発見
  • Wiz Defend:ランサムウェア等の攻撃をリアルタイムで監視・防御

さらに、初期導入支援から運用後のアラート対応、レポート作成までをカバーする「マネージドCNAPP」サービスも提供。CTCは「Wiz」と合わせ、3年間で20億円の販売を目指します。

引用元記事:https://it.impress.co.jp/articles/-/28279