アウトクリプト、AWSパートナーパスを取得

クラウド環境での車載セキュリティSaaS提供基盤を確立
自動運転セキュリティおよびMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(本社:韓国ソウル、代表取締役:李錫雨)は、車載ソフトウェア向けセキュリティテスト自動化ツール「AutoCrypt CSTP Fuzzer」が、AWSの「ファンデーショナルテクニカルレビュー(FTR)」を通過し、AWS公式ソフトウェアパートナーとして登録されたことを発表しました。これにより、クラウド環境でのサービス提供基盤を確立し、SaaS型セキュリティソリューションの提供が可能になりました。
AutoCrypt CSTP Fuzzerの特長
- ファジング技術を活用し、車両内外通信の潜在的な脆弱性を自動検知・分析
- AWS環境でのセキュリティ、信頼性、運用上の要件を満たすことを確認済み
- Amazon WorkSpaces上で動作可能、顧客はハードウェア購入やインストール作業なしで迅速にPOCやセキュリティテストを実施可能
グローバル展開とAWS Marketplace
AWSパートナーパス取得により、アウトクリプトはAWS Marketplaceでの提供が可能になり、グローバル市場への展開が容易になります。Marketplaceを通じ、世界中のAWS顧客が簡単に検証済みソフトウェアを購入・利用でき、統合決済やライセンス管理も可能です。
背景:サイバーセキュリティ規制とクラウド需要
- 2028年までに主要市場の自動車にサイバーセキュリティ規制が義務化予定
- Cyber Resilience Act(CRA)の影響で、建設機械・農業機械・ロボットなど幅広い産業でもセキュリティ対応が必須に
- 従来オンプレ中心だったセキュリティテスト環境もクラウド化の機運が高まる
アウトクリプトはクラウドベースのセキュリティソリューションを拡充し、SaaS型製品の提供を拡大。グローバル市場での競争力強化と収益多様化を目指します。
引用元記事:https://autoc-one.jp/news/5035958/



