Rubrikとソフォス、Microsoft 365向けサイバーレジリエンス強化で戦略的パートナーシップ

サイバーセキュリティ企業のRubrik(NYSE:RBRK)とソフォス株式会社は、Microsoft 365環境向けの統合型バックアップ・リカバリサービス「Sophos M365 Backup and Recovery Powered by Rubrik」を提供する戦略的パートナーシップを発表した。Sophos Centralプラットフォームに完全統合され、MDR(Managed Detection and Response)向けに最適化された初のソリューションとなる。
サービス概要
本ソリューションは、SharePoint、Exchange、OneDrive、TeamsなどMicrosoft 365を狙うランサムウェアやアカウント侵害、データ損失から企業を守るための統合プラットフォーム。既存のSophos MDRおよびXDRユーザーは、次の機能を利用できる。
- イミュータブルで安全なバックアップ:エアギャップストレージ、WORMロック、ユーザー所有の暗号化キーでデータを隔離。多要素認証とデータロックで改ざんを防止。
- 迅速かつ柔軟な復旧:メール、OneDrive、SharePointサイト、Teamsチャネルを元のユーザーや別ユーザー、無効化アカウントへ復元可能。
- 自動保護:ユーザーやサイト、メールボックスを自動検知し、Entra IDベースのポリシーを適用。手動作業を大幅に軽減。
- 一貫性のある運用体験:Sophos Central上でMicrosoft 365の保護とセキュリティ運用を完結。追加ツールは不要。
背景と狙い
近年の調査では、Microsoft 365テナントの60%がアカウント乗っ取りを経験しており、81%がメールの侵害被害を受けている。また、ランサムウェア被害企業の半数以上がバックアップを活用せずに身代金を支払う事態に直面している。
Rubrikとソフォスは、攻撃を受けても迅速・正確にデータを復旧できる強力なサイバーレジリエンス機能を提供し、企業の事業継続性を支援することを目指す。
今後の提供
本サービスは、数か月以内にソフォスのチャネルパートナーネットワークを通じて提供予定。詳細は公式発表ページ(リンク)で確認できる。
引用元記事:https://www.dreamnews.jp/press/0000327477/



