株式会社日本触媒、不正アクセス調査完了を公表

2025年8月8日、株式会社日本触媒は、5月30日に公表した自社グループのサーバーへの不正アクセス事案に関し、外部専門機関および社内調査が完了したと発表した。

調査の結果、2025年5月27日に確認された不正アクセスにより、複数のファイルサーバーに第三者が侵入し、従業員197名分の氏名、役職、所属部署などの個人情報が漏えいした可能性が判明した。

同社は発覚直後に個人情報保護委員会に報告し、現時点で実際の情報漏えいや二次被害は確認されていない。ファイルサーバー以外のシステムへの不正アクセスはなかった。

再発防止策として、不正アクセス検知センサーの拡充を含む監視体制強化を既に実施し、今後も外部専門機関と連携しながらセキュリティ対策を進めていく方針。

業績への影響は現時点で見込んでおらず、必要に応じて速やかに公表するとしている。

引用元記事:https://rocket-boys.co.jp/security-measures-lab/nippon-shokubai-discloses-investigation-results-on-server-unauthorized-access-possible-employee-data-leak/