Sysdig、AIエージェント搭載クラウドセキュリティプラットフォーム「Sysdig Sage(TM)」を発表

— セマンティック分析でビジネスリスクを迅速に特定・解決

2025年8月5日(米国ネバダ州ラスベガス発)— リアルタイムクラウドセキュリティのリーダーであるSysdigは、本日、自律型AIエージェントを搭載した新たなエージェント型クラウドセキュリティプラットフォーム「Sysdig Sage(TM)」の発売を発表しました。

Sysdig Sageは、クラウド環境をエンドツーエンドでセマンティックに分析し、隠れたビジネスリスクを浮き彫りにします。これにより、組織は重要な脅威を数分で特定・修復でき、セキュリティ体制の大幅な向上を実現します。

Sysdig Inc.創設者兼CTOのLoris Degioanni氏は、「従来、セキュリティチームは誤検知の分類や対応策の議論に多くの時間を費やしてきました。当社のエージェント型AIはこれを根本から変革し、リアルタイムの知見でチームのセキュリティ対応をサポートします。Sysdig Sageは単なる高速化を超え、真のパートナーとして考え、推論し、行動します」と述べています。


Sysdig Sageの主な特徴

  • ビジネスコンテキストに基づく自動リスク分析
    AIエージェントはクラウド環境の技術データに意味を付与し、環境(本番/開発)、ビジネス機能、アプリケーション種別、顧客関連リソース、地理的リージョン、資産所有者などのコンテキストと結び付けます。これにより、技術的脆弱性をビジネスリスクとして捉え、的確な優先順位付けを実現します。
  • 脆弱性への露出時間を大幅に短縮
    重要な脆弱性を特定し、リスクの低いノイズを98%以上自動で除去。週80時間超のリスク優先付け作業を削減し、セキュリティチームの負担軽減と対応スピード向上に貢献します。
  • 実用的かつ自動化された修復ガイダンス
    ビジネスコンテキストに基づく具体的な修復方法を提案し、ワンクリックで修復チケットの作成や所有権の割り当てを実施。セキュリティチームと開発チームの連携を強化し、迅速なリスク解消を促します。
  • 経営層向けリスク進捗レポート
    監査対応に適したレポートを通じて、脆弱性の傾向や修復状況を可視化。経営陣と技術チームの間で戦略的なリスク評価と意思決定を支援します。

Sysdigは、唯一のエージェント型AIを搭載したCNAPP(Cloud-Native Application Protection Platform)として、ビジネスコンテキストを重視したセマンティック分析を活用し、従来見過ごされがちだった脅威を明確化。リスクの早期発見と迅速な対応を可能にします。

引用元記事:https://mainichi.jp/articles/20250806/pr2/00m/020/014000c