NHNテコラス、AWSと中堅・中小企業向けクラウド活用で戦略的協業 全国1000社連携を視野に支援強化

NHN テコラス株式会社(本社:東京都港区)は7月30日、Amazon Web Services(AWS)と、日本国内の中堅・中小企業におけるクラウド活用の促進を目的とした複数年の戦略的協業契約を締結したと発表した。
本契約は、AWSが2025年からグローバル展開しているチャネル販売戦略「Small Business Acceleration Initiative(SBAI)」の一環で、世界でも限られた数のパートナー企業のみに与えられるもの。NHN テコラスはこれまでの実績が評価され、国内パートナーとして選定された。
これを受け、同社はAWS総合支援サービス「C-Chorus」を活用し、中堅・中小企業向けに以下5つの重点アクションを開始する。
① クラウド移行促進とインフラ改革支援
AWSプレミアティアサービスパートナーとしての知見を活かし、ベストプラクティスに基づく移行計画や支援ファンドを活用したコスト効率の高い支援を提供。データセンターやレンタルサーバーを展開する事業者へのビジネス変革支援も含む。
② セキュリティとガバナンスの強化支援
AWS OrganizationsやControl Towerを活用した統合管理サービス「統合管理プラン」や、24時間365日対応のマネージドセキュリティ運用により、安心・安全なクラウド運用を支援。
③ 生成AI・データ活用による業務変革支援
スモールスタート可能な分析基盤「スターターパック」や、Amazon Bedrockを活用したセキュアな生成AI環境の構築支援、基盤モデルの性能改善に関する技術コンサルも提供。
④ ISVのSaaS化・販路拡大支援
中堅ISV(独立系ソフトウェアベンダー)に対し、SaaS化の技術支援とAWS Marketplaceを通じた販路拡大、AWSのCPPO制度を活用した共同販売を支援。
⑤ 全国IT事業者とのパートナー連携強化
上記アクションを全国のSIerやIT事業者との協業により推進。現在500社以上と提携済みで、今後は1000社への拡大を目指す。
NHN テコラスは、今回の協業を通じて全国の中堅・中小企業のクラウド活用とDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援し、日本におけるAWSの浸透とビジネス変革の加速を図るとしている。
引用元記事:https://news.yahoo.co.jp/articles/c4e454c7ded2c0920aba668b5c023bd072f41258



