～操作履歴と権限管理の導入で、内部統制と情報管理を強化～

株式会社ロジレス（本社：東京都千代田区、代表取締役：伊藤靖文）は、同社が提供するEC自動出荷システム「LOGILESS（ロジレス）」において、セキュリティおよびガバナンス機能の強化を目的とした2つの新機能「操作履歴機能」および「OMS権限管理」機能の提供を2025年7月14日より開始しました。

本機能追加により、LOGILESSを利用するEC事業者は、日々のオペレーションにおける透明性と安全性を高めるとともに、社内外のリスク管理体制をより高度に構築することが可能になります。

■新機能の概要

1. 操作履歴機能

LOGILESS内でユーザーが実行したすべての操作内容を記録・可視化する機能です。誤操作や意図しない設定変更、不正行為などの検知や原因追跡を迅速に行うことができ、コンプライアンス遵守や内部統制の実効性向上に貢献します。
加えて、操作ログをもとにした社内レビューや運用監査にも対応可能となり、組織全体の透明性強化を後押しします。

2. OMS権限管理機能

ユーザー単位でLOGILESS上の操作可能範囲を細かく制御できる機能です。管理者や受注担当者、入荷担当者など、業務の役割ごとに適切なアクセス権限を設定することで、誤操作や情報漏洩のリスクを抑制します。
複数拠点や外部委託先と連携したEC運営においても、業務の安全性と効率性の両立を実現します。

■導入の背景と今後の展望

近年、EC業界ではオペレーションの複雑化とともに、内部不正や情報管理リスクに対する対策ニーズが急速に高まっています。特に、個人情報保護やトレーサビリティの確保といった観点から、ECシステムにおけるセキュリティ機能の高度化は喫緊の課題となっています。

ロジレスでは、EC業務基盤であるLOGILESSにおいて、セキュリティ・ガバナンス機能の拡充を今後も継続的に行い、EC事業者の信頼性ある業務運用を支援してまいります。

引用元記事：https://www.lnews.jp/2025/07/r0714304.html