HENNGE One Identity Edition、セゾンテクノロジーのクラウド連携プラットフォーム「HULFT Square」とAPI連携を開始

HENNGE株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:小椋 一宏)は、同社のIDaaSソリューション「HENNGE One Identity Edition」が、株式会社セゾンテクノロジー(東京都港区、代表取締役 社長執行役員:葉山 誠)が提供するクラウド型データ連携プラットフォーム(iPaaS)「HULFT Square」とのAPI連携を開始したことを発表した。

「HENNGE One」は、企業が利用するSaaSのセキュリティリスクを軽減し、テクノロジーの活用を支援するクラウドセキュリティサービス。「HENNGE One Identity Edition」は、その中でもID管理を担い、アクセス制御やシングルサインオン機能により、管理者の負担軽減と高いセキュリティを実現している。2023年6月にはAPIを公開し、外部システムとの連携を可能にしていた。

今回連携を開始した「HULFT Square」は、異なる環境や組織、国・地域をまたいだデータ連携を実現するiPaaSである。本連携により、人事システムやディレクトリ管理システム、IT資産管理システムなど複数のシステムから集約されたユーザーや端末情報を「HENNGE Access Control」に自動連携。これによりユーザーアカウントの設定や管理、デバイス証明書の発行が自動化される。

今回の連携の背景には、クラウドサービスの利用増加に伴うID管理の複雑化と、セキュリティ強化の必要性の高まりがある。連携によって業務フローが簡素化され、誤った証明書配布や設定漏れによる不正アクセスリスクの低減が期待されている。

また、「HULFT Squareアプリケーション」としてパッケージ化された「HENNGE One連携アプリケーション」により、既存のHULFT Squareユーザーは容易に連携を開始できる。

HENNGEは今後も多様な企業・組織との連携を強化し、「テクノロジーの解放」という理念のもと、安心してテクノロジーを活用できる環境の提供を目指す。

引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000254.000007098.html