万博協会、チケット予約サイトの不正対策を強化 「裏ワザ」利用者にはログアウトやID無効化も

2025年日本国際博覧会協会は7月10日、大阪・関西万博のデジタルチケット予約サイトにおける「予約・抽選」機能のセキュリティ強化を実施していると発表した。不正アクセスが検知された場合には、「不正なアクセスです」と表示して強制ログアウトさせるほか、該当するチケットIDを無効化する可能性があるとしている。
SNS上では6月頃から、3日前の空き枠先着予約を通常より早く行うため、予約ページのURLの一部を手動で書き換える行為が“裏ワザ”として拡散していた。これに対し、万博協会が不正防止に動いたとの見方が広がっている。
こうした背景について、ITmedia NEWSが協会に問い合わせたが、「セキュリティ上の観点から回答できない」との返答があったという。
協会は利用規約で「不正アクセスをし、またはこれを試みる行為」「サイトの運営を妨害するおそれのある行為」「不正な目的を持って本サイトを利用する行為」などを禁止事項として定めている。今回の発表でも、違反行為が確認された場合にはサイトの利用制限措置を講じる方針をあらためて明示した。
引用元記事:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2507/12/news023.html



