デジタルデータソリューション、セキュリティ監視「D-SOC」の対象をOT環境に拡大

デジタルデータソリューションは、24時間365日体制のセキュリティ監視サービス「D-SOC」について、新たに工場やプラントなどのOT(制御技術)環境へ監視対象を拡大した。自動車、製薬、半導体などの製造業を対象に、IT環境とOT環境の双方を監視し、サイバー攻撃の早期検知と被害拡大の防止を支援する。
製造業ではDXの進展に伴い、工場の制御システムとITシステムの連携や、インターネット・クラウドサービスとの接続が進んでいる。これにより、IT環境への侵入がOT環境に波及するリスクも高まっている。同社が製造業の関係者531人を対象に実施した調査では、31%がOTセキュリティインシデントやヒヤリハットを経験したと回答し、約30%がインシデント経験はないものの潜在的なリスクを感じていると答えた。
今回のOT SOCでは、OT環境の可視化・監視に強みを持つNozomi Networksのシステムを採用。PLCやセンサーなどの制御システムを含むOT資産を可視化・一元管理し、資産の脆弱性管理から不正通信の監視・検知まで対応する。制御システムから収集したログを集約し、24時間365日の有人監視によって脅威の早期発見を目指す。既存の制御システムや機器に干渉せず、稼働環境への影響を抑えて導入できるという。
同社は、従来提供してきたIT SOCと新たなOT SOCを一社で提供することで、IT・OT双方のログや通信データを組み合わせた分析を可能にする。個別の監視では把握しにくい、両環境にまたがる脅威の検知と迅速な対応につなげる。
また、インシデント発生時には、フォレンジクスやデータ復旧などの専門知識を持つ約100名体制の部隊が、原因調査や復旧を支援する。同社は累計63万件以上のデータインシデント対応実績を有しており、監視から事後対応まで一貫して支援する体制を整える。
同社は、製造業のサプライチェーンを含む企業のセキュリティ対策強化に向け、メガバンクや全国の地方銀行との連携も進めている。金融機関の取引先企業に対し、「D-SOC」のIT SOC・OT SOCを活用した包括的なセキュリティ対策を提案していく。
引用元記事:https://digitalpr.jp/r/145803



