アシュアード、「Assuredクラウド評価」に回答検索機能 複数サービスのセキュリティ対策を横断比較

Visionalグループのアシュアードは、クラウドサービスのセキュリティ信用評価サービス「Assuredクラウド評価」において、調査済みサービスのセキュリティ対策状況を設問ごとに横断検索・比較できる「回答検索」機能の提供を開始した。インシデント発生時の影響範囲の特定や、平時のセキュリティガバナンス強化を支援する。

同社が2026年10月9日に公開した緊急セキュリティレポートによると、直近のサイバー攻撃被害の約2割がクラウドサービス(SaaS)に関連する事案だった。クラウドサービスの利用拡大に伴い、事業者ごとのセキュリティ対策状況を個別に確認する負担が増していることから、複数サービスの回答を横断的に確認できる機能を開発した。

ベータ版の「回答検索」は、「Assuredクラウド評価」の標準版および金融版の契約企業が利用できる。設問やキーワードによる絞り込みに対応し、データセンター名や認証の取得状況・有効期限などについて、選択式の回答だけでなく自由記述の回答も検索できる。

また、セキュリティ専門家が最新の攻撃動向やインシデント事例を踏まえて、確認すべき設問と検索条件を「検索アドバイス」として提示する。利用企業は、利用データセンターや不正アクセス対策、アカウント乗っ取り対策、インシデント発生時の連絡体制、事業継続・復旧に関する対策などを、過去に調査したサービスについてまとめて確認できる。

有事には、被害を受けた基盤事業者の利用状況や拠点情報を横断検索し、影響を受ける可能性のあるサービスを特定するほか、委託先管理やAPI連携の状況を調べ、サプライチェーンを通じた間接的な影響の確認にも活用できる。平時には、多要素認証への対応状況やAI利用・ガバナンス、データの保管場所、第三者認証の取得状況、バックアップ体制などを比較し、重点調査対象の選定や経営層への報告を効率化する。

「Assuredクラウド評価」は、SaaSなどのクラウドサービスの安全性を可視化するプラットフォーム。専門家による第三者評価の結果を共有・管理でき、2026年7月末時点で金融機関250社を含む2,000社以上の企業に導入されている。

 

引用元記事:https://news.dellows.jp/713018/?from=top_category_area