Palo Alto Networks、フロンティアAIを活用した継続的セキュリティサービスを提供開始

Palo Alto Networksは9月22日、Anthropicの「Claude Mythos」やOpenAIの「GPT-5.6-Cyber」などのフロンティアAIモデルを活用し、企業のセキュリティ上のエクスポージャーを継続的に特定・検証・修正する「Unit 42 Continuous Frontier AI Defense」の提供を開始したと発表した。

同サービスは、同社の脅威インテリジェンスやインシデント対応、セキュリティコンサルティングを担うUnit 42の専門知識と、フロンティアAIモデルを組み合わせたエージェント型の攻撃的セキュリティサービス。企業環境を継続的にテストし、攻撃者による脆弱性の悪用前にエクスポージャーを把握・修正することを狙う。

サービスでは、全社規模のベースラインスキャンを実施した上で、環境の変化に応じて継続的にテストを行う。独自のマルチモデルハーネスにより、各タスクを適したAIモデルに振り分け、サイバーセキュリティに特化したフロンティアAIとUnit 42の脅威インテリジェンス、攻撃的セキュリティの知見を組み合わせる。

WebアプリケーションやAPI、クラウドインフラ、ソースコードリポジトリ、ネットワーク資産などを対象に、エンドツーエンドの攻撃経路を検証。検出したエクスポージャーについては、優先順位を付けた修正案やコードレベルのガイダンス、仮想パッチの推奨などを提供する。また、顧客のチケットシステムと連携し、環境やアプリケーションの変更に応じて再テストを自動的に実行する。

同社は、6カ月間に100件以上のUnit 42顧客案件を通じてアプローチを開発・検証し、研究開発や手法の最適化に1700万ドルを投資したとしている。社内展開では、3週間で1年分に相当するエクスポージャーを特定したという。

また、同社が実施した顧客評価では、全顧客でエクスポージャーを検出し、その37%が高リスクまたはクリティカルに分類されたと報告している。一次アプリケーションに起因するものが大半を占める一方、三次アプリケーションで検出されたエクスポージャーの3分の2以上では、既知のCVEが存在しなかったとしている。

提供方法は「スコープ」「ディスカバー」「検証」「修正」「改善」の5段階で構成。フロンティアAIによる分析結果をUnit 42のセキュリティ専門家が検証し、攻撃経路の連結や修正、再テストまで継続的に支援する。今回のサービスは、2026年4月に発表した「Unit 42 Frontier AI Defense」を基盤としている。

引用元記事:https://www.unite.ai/ja/unit-42-unveils-subscription-for-continuous-ai-powered-offensive-security/