Inmarsat Maritime、「NexusWave」でBureau Veritasのサイバーセキュリティ型式承認を取得

Inmarsat Maritimeは、海事向け通信サービス「NexusWave」について、Bureau Veritasからサイバーセキュリティ型式承認を取得した。IACS(国際船級協会連合)の統一要件「UR E27」に定められたサイバーセキュリティ基準への適合が認められたもので、2026年初めにClassNKから取得した同等の承認に続くものとなる。
Bureau Veritasは今回の審査で、NexusWaveのセキュリティフレームワークや保護対策を評価した。対象となったのは、船載ICTアーキテクチャ、ネットワーク機器、オーケストレーションワークフロー、マネージドサービスエッジインフラなどで、これらが統合されたシステムとして適切に機能するかを確認した。
NexusWaveは、GEO(静止軌道衛星)、LEO(低軌道衛星)、LTE、L-bandの通信リンクを統合した完全管理型の海事通信ソリューション。船舶の運航システムや企業向けアプリケーション、乗組員向け通信などを単一のサービスで支援する。ネットワークセグメンテーション、暗号化、集中型のセキュリティ管理などの機能も備える。
今回の承認取得により、異なる船級基準を採用する船隊を運航する船社にとって、NexusWaveを複数の船舶へ展開しやすくなることが期待される。
IACS UR E27は、船舶に搭載されるシステムや機器について、サイバー攻撃への耐性を確保するための基準を定めたもの。船舶のデジタル化やシステム間の相互接続が進む中、サイバーセキュリティとサイバーレジリエンスの確保が重要になっている。
Bureau Veritasの海洋・オフショア技術・運用エクセレンス担当上級副社長Christophe Chauviere氏は、船載システムの相互接続性やデジタル化が進むほど、サイバーレジリエンスの重要性が高まると指摘している。
Inmarsat Maritimeのゼネラルマネージャー兼副社長Gert-Jan Panken氏は、今回の承認によって、顧客が変化するサイバーセキュリティ要件や船級要件への対応を進められるとしている。
Inmarsat MaritimeはViasat傘下で事業を展開している。
引用元記事:https://www.indexbox.io/ja/blog/inmarsat-maritimes-nexuswave-receives-bureau-veritas-cyber-security-type-approval/



