SecureNavi、SCS評価制度の「評価機関」立ち上げを支援するコンサルティングサービスを開始

SecureNaviは9月9日、経済産業省が整備を進める「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)」において、★4の第三者評価を担う「評価機関」の立ち上げを支援するコンサルティングサービスの提供を開始した。
SCS評価制度は、サプライチェーンを構成する企業のセキュリティ対策状況を★3から★5までの共通尺度で可視化し、取引先間で確認できる仕組み。経済産業省が2026年3月に制度構築方針を公表し、IPAが制度運営を担う予定となっている。
制度では、★3が専門家の確認を伴う自己評価、★4が評価機関による文書確認や実地審査などの第三者評価に加え、技術検証を実施する枠組みが想定されている。
IPAは2026年8月、評価機関、技術検証事業者、研修事業者が満たすべき要件の詳細として「SCS-210」「SCS-220」「SCS-230」を公表した。制度開始を控え、企業による評価取得への関心が高まる一方、★4の第三者評価を担う評価機関の整備も重要な課題となっている。
SecureNaviが2026年7月に実施した調査では、回答企業252社の半数以上がSCS評価制度の★取得を予定または検討しており、そのうち約4割はすでに要求事項の分析や取得準備に着手しているという。取引先からの信頼獲得や将来的な取引条件への対応を見据え、制度対応を具体化する企業が増えている。
こうした評価ニーズの拡大に伴い、★4の第三者評価を担う評価機関への需要も今後高まると見込まれる。一方、評価機関の立ち上げには、制度要件の理解に加え、組織体制や要員、規程・文書類、評価手順などの整備が必要となる。また、評価機関として指定された後も、定期的な更新やサーベイランスへの対応が求められる。
新サービス「SCS評価制度・評価機関立ち上げ支援コンサルティング」は、ISMS認証やプライバシーマークなど、第三者認証分野で培った知見と、SCS評価制度の制度検討に関わってきた経験を生かし、評価機関への新規参入を支援するもの。ビジネスモデルの整理から制度要件の理解、体制・要員の整備、規程・文書類の作成、評価手順の整備、申請・審査までを支援する。
サービスは、顧客が主体となってプロジェクトを進める「アドバイザリープラン」と、SecureNaviの専門家がプロジェクトチームに参画し、PMOや文書整備、業務設計などの実務を担う「実行支援プラン」の2種類を用意する。
アドバイザリープランでは、定期的な打ち合わせや制度・要求事項に関する助言、体制や規程・文書、評価手順のレビュー、申請・審査に向けた論点整理などを提供する。一方、実行支援プランでは、プロジェクトマネジメント支援、規程・文書類の作成、評価業務の手順設計、申請・審査に向けた関係機関との調整支援などを行う。
なお、今回のサービスは「評価機関」への参入支援を対象としており、技術検証事業者や研修事業者の立ち上げ支援は対象外としている。
また、SecureNaviは9月16日に、SCS評価制度における評価機関・技術検証事業者・研修事業者の要件や、評価機関立ち上げに向けた準備のポイントを解説するウェビナーを開催する。
引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000168.000089471.html



