スカイゲートテクノロジズ、端末完結型SSE「Cygiene ECAP」提供開始 月額900円で通信遅延や設定変更を解消

スカイゲートテクノロジズ株式会社は9月7日、国産ゼロトラストセキュリティ「Cygiene(サイジーン)」の新サービスとして、端末内で通信の検査・制御を完結するSSE(Security Service Edge)「Cygiene ECAP(Edge Control & Access Policy)」の提供を開始した。料金は1人当たり月額900円。提供開始を記念し、最大6カ月間無料で利用できるキャンペーンも実施する。

SSEは、利用者の端末とクラウドサービスや社内ネットワークの間にセキュリティ機能を配置し、安全なアクセス環境を実現する仕組み。マルウェアや危険なWebサイトへのアクセスを防止するSWG(Secure Web Gateway)や、通信を監視してシャドーITなどを検出するCASB(Cloud Access Security Broker)などを組み合わせ、利用者や利用サービスを適切に管理・制御する。

一方、一般的なクラウド型SSEでは、端末からの通信をサービス事業者のクラウドゲートウェイに送信し、検査後に目的地へ転送する。そのため通信遅延が発生するほか、導入時にルーターやプロキシなどネットワーク設定の変更が必要となり、運用開始までに時間を要するケースがあるという。

同社はこうした課題への対応として、通信の検査機能をクラウドゲートウェイではなく端末側に配置する「ECAP」という新たな方式を定義。「Cygiene ECAP」では、端末に導入したエージェントが通信を受け取り、端末内で復号・検査・制御を行った上で直接インターネットへ送信する。

同サービスは、「ゼロレイテンシー」「ゼロシャドー」「ゼロチェンジ」の3つをコンセプトに掲げる。

「ゼロレイテンシー」では、クラウドゲートウェイを経由しないことで通信の往復をなくし、業務への影響につながる通信遅延の削減を図る。「ゼロシャドー」では、端末から発生するすべての通信を端末内で検査し、社内外を問わず同一のセキュリティポリシーを適用。許可されていないSaaSや生成AIサービスへのアクセスを可視化・遮断できるとしている。

また、「ゼロチェンジ」では、ネットワーク機器や回線の設定変更を不要とし、PACファイルの設計やルーター工事を行わず、端末へのエージェント導入のみで利用を開始できる。

スカイゲートテクノロジズは、クラウド型SSEが抱える通信遅延や導入時のネットワーク設定といった課題を解消し、場所を問わず統一したセキュリティ対策を実現するソリューションとして、「Cygiene ECAP」の展開を進めていく。

 

引用元記事:https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/2138879.html