デジタルアーツ、NECの「NEC Cyber Secure Package」に「Z-FILTER」技術を提供

デジタルアーツ株式会社は、日本電気(NEC)が展開する新たなセキュリティサービス「NEC Cyber Secure Package」に、ネットワークセキュリティ基盤「Z-FILTER」の技術を提供します。2026年8月末からNECおよびNECグループ3社を通じて順次販売され、デジタルアーツは2026年度から2030年度までの5年間で累計約88億円の受注を目指します。

サプライチェーン全体のセキュリティ強化が背景

近年、サイバー攻撃は企業単体だけでなく、取引先や委託先、関連会社などサプライチェーン全体へと広がっています。また、政府が「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)」の整備を進めるなど、中堅・中小企業を含めた継続的なセキュリティ対策の重要性が高まっています。

デジタルアーツは、幅広い企業への販売・サービス提供体制を持つNECおよびNECグループとの連携を通じて、サプライチェーン全体へのセキュリティ対策の普及を目指します。

「Z-FILTER」でゼロトラスト環境の構築を支援

「Z-FILTER」は、IDaaSとSSEを統合した国産のセキュリティ基盤です。ID認証から端末・通信制御、可視化、ログ管理までを一元管理でき、ZTNA、Webアクセス制御、クラウドファイアウォール、マルウェア対策、DLP、CASBなどの機能を備えています。

今回、デジタルアーツが「Z-FILTER」を基盤とするセキュリティ技術を提供し、NECグループの監視・運用サービスなどと組み合わせます。これにより、企業の導入・運用負荷を抑えながら、ゼロトラストを含む実効性の高いセキュリティ対策を支援します。

NECグループの販売網を通じて全国展開

「NEC Cyber Secure Package」は、NECの価値創造モデル「BluStellar」のもと、2026年8月末から順次提供されます。販売を担うのは、NEC、NECネッツエスアイ、NECフィールディング、NECネクサソリューションズの4社です。

デジタルアーツは「Z-FILTER」の開発・提供を担い、NECグループの販売網を活用して全国の企業への展開を進めます。

5年間で約88億円の受注を目標

デジタルアーツは、本取り組みにおける「Z-FILTER」関連の受注について、2026年度から2030年度までの5年間で累計約88億円を目標としています。

なお、4社共同発表に記載された「NEC Cyber Secure Package」全体の5年間の売上目標は約200億円であり、デジタルアーツの受注目標とは算定基準が異なります。

今後の展開

デジタルアーツは今後も「Z-FILTER」の機能強化を進めるとともに、NECをはじめとするパートナー企業との連携を拡大します。国内開発のセキュリティ技術を幅広い企業へ提供することで、企業規模を問わず導入しやすいセキュリティ環境の普及と、サプライチェーン全体のサイバー防御力向上を目指します。

引用元記事:https://news.infoseek.co.jp/article/digitalprplatform_142193/