NECなど4社、国産技術を活用したサプライチェーン向けセキュリティサービスを提供開始

NEC、NECネッツエスアイ、デジタルアーツ、FFRIセキュリティの4社は、国産技術を基盤にサプライチェーン全体のセキュリティ強化を支援する「NEC Cyber Secure Package powered by CyIOC」を共同開発した。2026年8月31日から順次販売を開始する。

同サービスは、Webアクセス制御やクラウドサービスの利用管理、AIチャット利用制御、EDRに加え、SOCによる24時間365日の監視・分析・インシデント対応までをワンストップで提供する。企業のセキュリティ対策状況や必要な水準に応じて、機能を3つのタイプから選択できる。

NECのサイバーセキュリティに関する知見、NECネッツエスアイのSOC運用ノウハウに加え、デジタルアーツとFFRIセキュリティの国内開発技術を組み合わせることで、国内企業の運用実態に対応したセキュリティ基盤を構築する。

また、サービスを通じて収集した脅威情報や攻撃傾向を分析し、NECの次世代サイバーセキュリティサービス「CyIOC」の脅威インテリジェンスへ反映する。これにより、個々の企業だけでなく、サプライチェーン全体の脅威動向を可視化し、継続的な対策の高度化につなげる。

背景には、取引先や委託先などを経由して被害が広がるサプライチェーン攻撃の増加や、政府による「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)」の整備がある。特に中堅・中小企業を含め、導入・運用負荷を抑えながら実効性のある対策を講じることが求められている。

標準価格はEnterprise版1,000人モデルで月額210万円(税別)から。NEC、NECネッツエスアイ、NECフィールディング、NECネクサソリューションズが販売し、2026年度から2030年度までの5年間で200億円の売上を目指す。

4社は今後、本サービスを通じてサプライチェーン全体のサイバー防御力を高めるとともに、サイバーインテリジェンスを活用した国産セキュリティサービスとして展開し、企業間の安全なデジタル連携と経済安全保障の強化を目指す。

引用元記事:https://jpn.nec.com/press/202608/20260827_01.html