FlashLabs、AI推論ゲートウェイ「OrcaRouter」がパスキー・2要素認証に対応

FlashLabsは、AI推論ゲートウェイ「OrcaRouter」にパスキーと2要素認証(2FA)を導入し、2026年8月25日から提供を開始した。AIエージェントの普及に伴って高まるAPIキーの不正利用や情報漏えいなどのリスクに対応し、アカウントやAI利用環境のセキュリティ強化を図る。

LLMを呼び出すAPIキーは、モデルの利用や課金、データ送信などに関わる重要な認証情報となる。特にAIエージェントが自律的にAPIへアクセスする環境では、APIキーを管理するアカウントが不正アクセスを受けた場合、コストの不正利用や機密データの漏えいにつながる可能性がある。

今回対応したパスキーは、パスワードを使わず、指紋・顔認証などの生体認証や端末のロック機能を利用する認証方式。フィッシングやパスワードリスト攻撃などのリスク低減が期待される。2FAでは、パスワードに加えて別の認証要素を組み合わせることで、パスワードが流出した場合でも不正ログインを防ぐ多層的な対策を実現する。

これらの機能はOrcaRouterのアカウント設定から有効化でき、開発者が自社で管理するAPIキー(BYOK)やモデル、クレジットなどを保護するためのセキュリティ機能として提供する。

OrcaRouterは、米国のAI研究機関Continuum AIが開発し、FlashLabsが日本市場で独占提供するAI推論ゲートウェイ。OpenAI互換APIを備え、Anthropic、OpenAI、Google Gemini、DeepSeek、Grok、Qwenなど200以上のLLM・生成AIモデルを単一のゲートウェイから利用できる。

また、リクエストの難易度をリアルタイムで判定し、適したモデルへ自動的に振り分ける「アダプティブ・ルーティング」に対応。高性能モデルへの自動切り替えなどにより、AI活用に伴うコストの最適化を図る。

FlashLabsは今後もアカウントセキュリティを含むプラットフォーム機能を強化し、企業における生成AIの安全な活用とコスト最適化を支援していく方針だ。

引用元記事:https://ccsi.jp/14605/