テリロジー、Delineaと販売代理店契約 特権アクセス管理の提供を開始

セキュリティソリューションを手がけるテリロジーは、特権アクセス管理(PAM)やアイデンティティ・セキュリティを提供する米Delineaと販売代理店契約を締結し、同社のソリューションの提供を開始した。クラウドやAIの普及によって重要性が高まるアイデンティティ管理領域で、中堅・大企業向けの提案・導入支援を強化する。
近年はクラウドサービスやリモートワーク、AIの普及に伴い、従来のネットワーク境界を前提としたセキュリティ対策から、ユーザーや端末、AIなどの「アイデンティティ」を軸としたゼロトラスト型のセキュリティ対策への移行が進んでいる。特に、システムに対して強い権限を持つ特権IDはサイバー攻撃の標的となりやすく、適切な管理が課題となっている。
Delineaは、特権アクセス管理を中心に、人だけでなくマシンやAIエージェントなどの非人間アイデンティティ(NHI)まで保護する統合型のセキュリティプラットフォームを提供する。パスワード管理やセッション監視に加え、必要なときだけ最小限の権限を付与する「ジャスト・イン・タイム(JIT)認可」や、AIを活用した操作監査などの機能を備える。
主力製品の「Secret Server」では、特権パスワードや機密情報を暗号化した保管庫で管理し、自動的なパスワード変更や、利用者にパスワードを開示しない自動ログイン、操作内容の記録・監査などに対応する。
「Privilege Manager」は、PCなどのエンドポイントから恒常的な管理者権限を排除し、承認されたアプリケーションの実行時など必要な場面に限って権限を付与する。これにより、マルウェア感染やネットワーク内での横展開のリスク低減を図る。
また、AIを活用した「Delinea Iris AI」によるインテリジェントな監査・自動化にも対応するほか、VPNや専用クライアントを使わず、Webブラウザから外部委託先やリモートワーカーが安全にシステムへアクセスできる環境も提供する。
テリロジーは、これまで培ってきたセキュリティ分野の知見や販売チャネルを活用し、Delinea製品の提案・導入支援を中規模から大規模企業へ広げる。人、マシン、AIエージェントを含む多様なアイデンティティを対象に、特権アクセスの常時付与を抑制し、継続的な認可によるセキュリティ強化を支援する。
引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000017278.html



