コムキャスト、既存Wi-Fiを活用したホームセキュリティ「Xfinity Shield」を展開

米コムキャストは、既存のWi-Fiネットワークを活用して屋内の動きを検知するホームセキュリティプラットフォーム「Xfinity Shield」を展開する。ブロードバンドサービスにセキュリティ機能を組み込み、競争が激しい通信市場でサービスの差別化を図るとともに、顧客の解約抑制につなげる狙い。

Xfinity Shieldは、Xfinity Internetの顧客に追加料金なしで提供する。月額15ドル(約2400円)の上位プランでは、物理的なセキュリティ機器や専門スタッフによる監視サービスも利用できる。サイバーセキュリティ、モーション検知、ファミリーコントロールなどの機能を既存のXfinityアプリに統合し、ブロードバンド事業者がコネクテッドホームのセキュリティを一括して提供できる環境を整える。

中核機能となるのが「Wi-Fi Motion」。Xfinity Gatewayと接続機器の間を飛び交う無線周波数信号の変化を分析し、室内の人の動きを検知する。カメラを利用する従来型のセキュリティシステムとは異なり、映像や画像を記録したり、個人を識別したりすることなく動きを把握できるという。異常な動きを検知した場合は、Xfinityアプリを通じてユーザーに通知する。

コムキャストによると、Xfinityの平均的な顧客は約36台の機器をWi-Fiに接続しており、これらの接続環境をモーション検知の基盤として活用できる。また、同社のネットワークでは1日平均3000万件の脅威を識別、フィルタリング、ブロックしているという。

コムキャストは、既存のWi-Fiインフラとアプリを活用することで、専用機器の導入負担を抑えながらホームセキュリティ機能を提供し、通信サービスの付加価値向上を目指す。

引用元記事:https://finance.biggo.jp/news/ec2484d6-a168-4839-b75d-82354f9967cb