dissecto、HydraVisionにエージェント型AIワークフローを導入しサイバーセキュリティ検証を自動化

dSPACEグループのdissectoは8月6日、サイバーセキュリティ検証プラットフォーム「HydraVision」にエージェント型AIワークフロー機能を追加したと発表した。AIを活用したテスト作成と実環境での制御可能な実行を組み合わせることで、複雑なセキュリティ検証シナリオの作成・実行を自動化し、検証サイクルの短縮を支援する。
新機能は、HydraVisionのテストオートメーション基盤に、セキュリティ検証向けの制御可能なエージェント型AI機能を組み込んだもの。エンジニアリングチームやサイバーセキュリティチームは、手作業によるテスト設計や実行負荷を削減しながら、テストカバレッジの拡大や検証作業の効率化を実現できる。
同機能では、セキュリティ回帰テストやアップデート検証、エビデンス出力などの検証タスクについて、ワンクリックで実行可能なワークフローを作成できる。生成されたテスト資産は再利用可能で、継続的なAI処理や追加コストを抑えながら、複数システムで同一の検証プロセスを展開できる点が特徴となる。
また、TARA(脅威分析・リスク評価)の結果やSBOM(ソフトウェア部品表)、SOC・VSOCによる調査結果などのセキュリティ情報を、実行可能な検証テストへ変換することで、開発部門、セキュリティ部門、検証部門の連携強化を支援する。テスト結果やレポート、監査向けエビデンスの生成も自動化し、セキュリティガバナンスの向上につなげる。
HydraVisionは、自動車や組込み機器、産業システムなどのサイバーフィジカル領域におけるセキュリティ検証を対象としており、AIエージェントによる自動化によって、製品ライフサイクル全体での継続的なセキュリティ評価を可能にする。
dissectoは今後、同社主催のサイバーセキュリティカンファレンス「ScapyCon」などの業界イベントで「Agentic AI Workflows」のデモンストレーションを実施し、AIを活用した次世代のセキュリティテスト手法を紹介していく方針だ。
引用元記事:https://voix.jp/business-cards/dissecto-hydravision-ai-workflow/



