ソフォス、AIネイティブの統合防御基盤「Sophos Fusion」を発表 Secureworks統合でSOCを高度化

ソフォスは7月16日、AI時代のサイバー脅威に対応するAIネイティブのサイバーセキュリティ防御システム「Sophos Fusion」を発表した。セキュリティ運用、エンドポイント、ネットワーク、アイデンティティー、メール、クラウドを単一基盤に統合し、AIによる脅威の防止、検知、調査、対応を一元化する。
構成コンポーネントのうち、「Sophos MDR」「Sophos XDR Powered by Secureworks」「Sophos Next Gen SIEM」は8月15日に提供を開始し、「Sophos AI Defense」「Sophos CISO Advantage」は2026年10月にリリースする予定。8月15日のグローバル提供開始時には日本語にも対応する。
アジア太平洋地域向け説明会で、SophosのCEOであるJoe Levy氏は、「Sophos Fusionは業界における重要な転換点になる」と説明。従来は脅威の増加に応じてセキュリティツールを追加する運用が一般的だったが、多数の製品や管理コンソールの併用による運用負荷やコストの増大に加え、生成AIの進展によって脅威がさらに高度化していると指摘した。
Sophos Fusionは、エンドポイント保護、EDR、XDR、MDR、次世代SIEM、ITDR、ネットワークセキュリティ、メール、クラウド、アドバイザリーサービスを単一の防御システムとして提供する。500以上のサードパーティー製品との連携にも対応し、各種データを単一のデータレイヤーに集約することで、AIを活用した迅速な分析と対応を可能にする。
同社は、エージェント型AIを活用した大規模SOCを自社で運用しており、AIによる自動処理とセキュリティ担当者による判断を組み合わせた運用を実現している。Levy氏は「重要なのは単に製品を連携させることではなく、データや脅威インテリジェンスまで含めてネイティブに統合することだ」と述べ、オープンな連携と統合データ基盤がSophos Fusionの強みだと強調した。
また、2025年2月に買収したSecureworksの技術との統合も進めており、Secureworksの分析基盤「Taegis」と「Sophos Central」を単純に組み合わせるのではなく、統合アーキテクチャとして再構築したことが、Sophos Fusionの基盤になっていると説明した。
引用元記事:https://japan.zdnet.com/article/35250666/



