AiSpace、医療機器向けサイバーセキュリティー支援サービス「AIGIS」を開始

医療分野向けITサービスを手がけるAiSpaceは、医療機器および医療関連システムを対象としたサイバーセキュリティー支援サービス「AIGIS」の提供を6月1日に開始した。医療機器を巡るサイバーリスクの高まりや規制強化を背景に、開発から運用までのセキュリティー対応を支援する。
近年、医療機器や医療情報システムに対するサイバー攻撃の脅威が増加しており、国内外で規制やガイドラインの整備が進んでいる。日本では医療機器の基本要件基準にサイバーセキュリティーに関する要求事項が新設され、2024年4月から本格適用された。特にSaMD(Software as a Medical Device:医療機器プログラム)では、JIS T 81001-5-1などの規格に基づき、開発段階からセキュリティーを考慮した設計やリスク分析、文書整備が求められている。
AiSpaceはこれまで、医学系学会向け動画配信システムをはじめとする医療分野のシステム企画・開発・運用を手がけてきた。医療機器サイバーセキュリティー支援案件の受託を契機に、医療分野で培った知見を生かし、同分野の支援事業を本格展開する。
「AIGIS」では、サイバーセキュリティーマネジメント計画の策定支援をはじめ、リスク分析、JIS T 81001-5-1などへの対応を想定したセキュリティー関連文書の作成支援、脆弱性評価、SBOM(ソフトウェア部品表)対応支援、サイバーセキュリティー試験などを提供する。
同社は現在、医療機器プログラム向けのサイバーセキュリティー文書作成支援やリスク分析支援、脆弱性評価支援を進めており、今後はサービスメニューをさらに拡充する方針だ。AI技術を活用した文書作成支援やセキュリティー運用支援の研究開発も進め、医療機器や医療関連システムの安全性向上に貢献していく。
引用元記事:https://newscast.jp/smart/news/4524047



