Silverfort、SDG Corporationと戦略提携 ハイブリッド環境のIDセキュリティ強化へ

アイデンティティセキュリティを手がけるSilverfortは、アイデンティティファースト型サイバーセキュリティ企業のSDG Corporationと戦略的パートナーシップを締結した。両社は、クラウドやオンプレミス、レガシーシステムを含むハイブリッド環境全体で統合的なIDセキュリティ対策を提供し、拡大する認証情報の窃取や非人間ID(NHI)を狙った攻撃への対応力強化を目指す。

近年、企業では多要素認証(MFA)に対応していない旧来システムや、サービスアカウント、AIエージェントなど管理が難しいIDの増加により、アイデンティティを起点としたサイバー攻撃リスクが高まっている。一方で、従来型のIAM(アイデンティティ・アクセス管理)製品では、こうした環境全体を一元的に保護することが課題となっていた。

Silverfortが提供する「Runtime Access Protection(RAP)」は、エージェントやプロキシの導入、既存インフラの大幅な変更を必要とせず、既存のIAM基盤と連携して認証フローをリアルタイムで可視化・制御できる技術だ。これにより、Active Directoryやクラウドサービス、オンプレミスのレガシーシステムに対しても、MFAやジャストインタイム(JIT)アクセス、仮想フェンシングといったアクセス制御を適用できる。

また、従来は管理が難しかったサービスアカウントや非人間IDの検出・保護にも対応し、AIエージェントを含む多様なID環境に対して、業務を止めることなくゼロトラスト型のセキュリティ運用を実現する。

今回の提携により、SDG CorporationはSilverfortのプラットフォームを活用したコンサルティングや導入支援、マネージドアイデンティティサービス(MIS)を提供する。継続的な運用最適化や脅威監視、コンプライアンス対応までを支援し、企業のIDセキュリティ体制の高度化を後押しする。

Silverfortは現在、Fortune 100企業を含む1000社以上の大手組織に採用されており、今回の協業を通じて、レガシー環境からAI活用基盤までをカバーする包括的なアイデンティティセキュリティの展開を加速させる考えだ。

引用元記事:https://www.atpartners.co.jp/news/2026-06-04-identity-security-silverfort-closes-identity-security-void-in-legacy-environments-with-strategic-alliance-with-sdg-corporation