富士通、OpenAIとAnthropicの両社と連携 企業向けAI変革を加速

富士通は、米OpenAIおよび米Anthropicとそれぞれ連携・提携したと発表した。両社の先進的なAI技術と、富士通が持つ業種・業務ノウハウやシステム構築・運用力を組み合わせ、日本企業におけるエンタープライズ領域のAIトランスフォーメーション(AX)を推進する。
具体的には、富士通グループ全社員約10万人を対象に、「ChatGPT Enterprise」や「Codex」、「Claude」を活用した実践を進める。社内利用を通じて得た知見をもとに、AIユースケースの設計から実装、運用までを支援する「FDE(Forward Deployed Engineer)」モデルを強化し、顧客企業向けサービスとして展開する。
Anthropicとの提携では、1,000人規模のエンジニアチームを編成する計画も明らかにした。富士通のAIプラットフォーム「Fujitsu Kozuchi」や大規模言語モデル(LLM)「Takane」とClaudeを組み合わせ、データ主権やセキュリティなど顧客ごとの要件に応じた最適なAI環境を統合的に提供する。
一方、OpenAIとの連携では、製造業とヘルスケア・製薬分野を重点領域に位置付け、業界特化型ソリューションの開発を進める。業務プロセスへの生成AI活用を通じ、生産性向上や高度なデータ活用を支援する。
また、両社との協業を通じてサイバーセキュリティ分野の強化にも取り組む。企業や重要インフラにおける従来の属人的な防衛体制から、人とAIが連携して脅威検知や対応を行う新たなセキュリティ運用モデルへの転換を目指す。
引用元記事:https://enterprisezine.jp/news/detail/24372



