モトックス、酒類専門商社で初の「AEO特定輸出者」認定取得 日本酒輸出拡大へ体制強化

1915年創業の酒類専門商社モトックスは、AEO(Authorized Economic Operator)制度に基づく「特定輸出者」の認定を、酒類専門商社として初めて取得したと発表した。2026年4月27日には交付式が行われ、大阪税関長から承認書が授与された。

AEO制度は、貨物のセキュリティ管理や法令順守体制が整備された事業者を税関が認定し、税関手続きの簡素化や迅速化を認める制度。2001年の米国同時多発テロ以降、国際物流における安全性確保と円滑化の両立が重視される中、世界税関機構(WCO)が2005年に国際的枠組みを採択した。現在は80以上の国・地域で導入され、日本では2006年に輸出者向け制度が始まった。

モトックスは2019年から日本酒を中心とした和酒輸出を本格化し、米国、中国、EUなど計21カ国への輸出実績を持つ。一方で、中国向け輸出では通関遅延や関連コストの増加が課題となっていたことから、2023年6月にAEO特定輸出者認定取得に向けた取り組みを開始。約3年にわたる体制整備を経て、2026年4月に認定取得に至った。

今回の認定取得により、同社はセキュリティ管理やコンプライアンス体制を一段と強化するとともに、輸出業務の効率化や迅速な商品供給につなげる考え。今後は日本酒や日本ワインなど自社商品の輸出拡大に加え、食品を含む他社商品の代理輸出にも取り組み、業界全体の輸出拡大を後押しする方針。

引用元記事:https://news.nicovideo.jp/watch/nw19314938