KuCoin、「アンチフィッシング月間」を開始 教育と技術で暗号資産ユーザー保護を強化

暗号資産プラットフォームのKuCoinは、ユーザー保護強化に向けた取り組みとして「アンチフィッシング月間」イニシアチブを開始した。教育、テクノロジー、リスク管理を組み合わせ、フィッシング詐欺への対策を強化する。昨年に続き2回目の実施となる。

近年、暗号資産業界ではフィッシング攻撃が増加しており、KuCoinでもSMSフィッシング(スミッシング)やメールフィッシングによる被害が確認されている。これらは全体の90%超を占め、ユーザー資産の流出だけでなく、プラットフォームへの信頼低下にもつながる課題となっている。

こうした状況を受け、KuCoinは「Security as a Service(サービスとしてのセキュリティ)」を掲げ、ユーザー教育と技術的対策を組み合わせた包括的な防御体制を構築している。

同社は、ログイン試行や不正出金時の不審な挙動を検知・遮断するフィッシング検知エンジンを導入。毎日5000件以上の高リスクアクセスを未然に防止しているという。

また、ログインや出金、API連携など重要操作時には、多要素認証(MFA)とリアルタイムのリスク通知を組み合わせ、ユーザーに注意喚起を行う。加えて、プラットフォームやアプリ上でセキュリティ知識や実際のフィッシング事例を継続的に発信し、利用者のリテラシー向上を図る。

アプリ内の「セキュリティスコア」機能では、ユーザー自身がアカウント保護状況を確認でき、継続的なセキュリティ改善につなげられる。

KuCoinのリスク管理責任者であるEdwin Wong氏は、「現在の脅威環境では、技術的防御だけでは不十分であり、ユーザー自身の理解と行動が重要になる」とコメント。「アンチフィッシング月間」を通じ、セキュリティを日常的な習慣として定着させたい考えを示した。

さらに、2026年5月には「Learn-to-Earn(学んで稼ぐ)」形式のキャンペーン第2弾を展開する。参加者はアンチフィッシングの基礎知識を学び、クイズへの回答やアンチフィッシングコード設定などのセキュリティ機能を有効化することで、特典を受け取ることができる。

引用元記事:https://yellow.com/ja/press-releases/kucoin%E3%80%81%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%9A%84%E3%81%AA%E3%82%BB%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E5%95%93%E7%99%BA%E6%9C%9F%E9%96%93%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8F%E3%81%9B-%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E5%BC%B7%E5%8C%96%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%80%8C%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E6%9C%88%E9%96%93%E3%80%8D%E3%82%92%E9%96%8B%E5%A7%8B