富士フイルムビジネスイノベーション、中小企業のセキュリティ強化へ 脆弱性対策とバックアップを一体提供

富士フイルムビジネスイノベーションは4月20日、中堅・中小企業向けITサポートサービス「IT Expert Services」の新ラインアップとして、セキュリティ対策を強化する2つのサービスを提供開始した。新たに追加されたのは、Windows PCの脆弱性対策を支援する「OSパッチ適用サポート(PC)」と、データ消失時の復旧を支援する「クラウドバックアップサービス 500GB」である。

同社はこれまで、サイバー攻撃の兆候検知やリスク可視化を中心としたサービスを提供してきたが、今回の拡充により、攻撃を未然に防ぐ対策から被害発生後の復旧までを一体的にカバーできる体制を整えた。

「OSパッチ適用サポート(PC)」では、マイクロソフトが提供するWindowsの更新プログラムを計画的に適用し、セキュリティホールの放置を防止する。適用状況は月次レポートで可視化され、複数拠点に分散したPC環境でも一元管理が可能となる。また、年1回の大型アップデートについては事前検証プロセスを設けることで、不具合リスクを抑えた運用を支援する。

一方、「クラウドバックアップサービス 500GB」は、PCやサーバーのデータをクラウド上に定期保存することで、ランサムウェアなどによるデータ破壊や、災害・誤操作による消失に備える仕組みだ。復旧時にはサービスデスクがフォルダー単位でリストアを行い、迅速な業務再開を後押しする。

近年、サイバー攻撃の高度化やIT環境の複雑化を背景に、中小企業においても包括的なセキュリティ対策の必要性が高まっている。今回のサービス拡充は、こうしたニーズに対応し、限られたリソースでも実効性の高いセキュリティ運用を実現する狙いがある。

引用元記事:https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/2102926.html