HP、AI×量子耐性で進化した新型LaserJet発表 中小企業から大企業まで印刷環境を刷新

HP Inc.は、グローバルイベント「HP Imagine 2026」において、新たなプリンターシリーズ「HP LaserJet Pro 4000/4100」と「HP LaserJet Enterprise 5000/6000」を発表した。紙とデジタルのワークフロー統合、セキュリティ強化、運用管理の簡素化を軸に、ハイブリッドワーク環境に対応する製品群となる。
中小企業向けの「HP LaserJet Pro 4000/4100シリーズ」は、同クラス最速の自動両面印刷性能を備えるほか、運用コスト削減と簡易なセットアップを実現。自己修復機能付きWi-Fi 6や、量子耐性を備えたセキュリティ機能を搭載し、ITリソースが限られる環境でも安定した運用を可能にする。新開発のTerraJetトナーにより、従来比で最大25%のランニングコスト削減も見込む。
一方、「HP LaserJet Enterprise 5000/6000シリーズ」は、大規模組織や公共部門向けの高性能モデル。最大57ppmの印刷速度と200ipmの両面スキャン性能を備え、大量文書の高速処理に対応する。加えて、AIを活用したドキュメント処理機能により、OCRや編集、検索の効率化を実現し、紙文書のデジタル化を加速させる。
両シリーズ共通の特徴として、量子コンピュータ時代を見据えたセキュリティ設計が挙げられる。エンタープライズ向けモデルでは「HP Wolf Enterprise Security」によりサイバーリスクの低減を図るほか、機密情報の自動検出・削除機能なども搭載。企業のコンプライアンス対応を支援する。
さらに、AIによるワークフロー最適化も強化されており、文書の自動整形やファイル管理、共有プロセスの効率化を実現。Microsoft 365との連携により、要約や翻訳といった高度なドキュメント処理もプリンター上で完結できるようになる。
環境面では、両シリーズともに省エネ設計とリサイクル素材の活用を推進。ENERGY STARやEPEAT Goldなどの認証を取得し、企業のサステナビリティ目標達成にも寄与する。
デジタル化とセキュリティ強化の両立が求められる中、HPはAIと次世代セキュリティを組み合わせた新たなプリント環境を提示し、企業の業務変革を後押しする構えだ。
引用元記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000143.000068112.html



